第118回講座
わたしたちが生活する町田市や相模原市など武相地域は、自然の豊かさと郷土の歴史と、先
人の歩みなど、魅力あふれるところです。私は四季折々の郷を散策しながら、古代からの歴史、
自由民権などの郷土史、江戸時代から続く旧家の足跡、そして相原が生んだ詩人・八木重吉、
「武相荘」を終の棲家として活躍したエッセイスト白洲正子など、先人の歩みに魅せられ、鶴
見川の源流、古道「御尊逼御成道」、八木重吉の「88茶の花忌」、相原の旧家青木家、白洲
正子の墓がある三田市などなどを訪ねました。
今回は町田市域全体をみながらも、特に関心の深い『相原』、『野津田』と『三輪』の郷に
焦点をあてながら、お話をしたいと思います。
高齢期を過ごす人間にとって『日々の生活の中での関わり』と『一人だけのたのしみと皆で
のたのしさを調和させる』ことを皆様と共に語りあいたいと思います。
まちだの郷をたのしむ
―日々の生活のなかで―
手塚 直樹 氏
新潟医療福祉大学名誉教授
日 時 2月28日(金) 14時~16時
会 場 町田市民文学館2階大会議室 [地図]
(町田市原町田 4-16-7)
参加費 500円(まちだ雑学大学会員は無料)
先着100名とします
てづか なおき 1933年東京都新宿区生まれる。町田市成瀬が丘在住。
1958年横浜国立大学教育学部、日本社会事業大学専修科卒業。
鉄道弘済会本部社会福祉部を経て、1975年日本理化学工業(株)常務取締役就任。
上智大学非常勤講師(障がい者福祉論)、日本障害者雇用促進協会首席雇用指導役、
国立職業リハビリテーションセンター職業指導部長を経て、1997年静岡県立大学教授、
その後新潟医療福祉大学教授、町田市障がい者施策推進協議会会長に就任。
現在、新潟医療福祉大学名誉教授、障がいのある子もつ親・支援者のボランティアグループ
『すまいるプラザ友の会』会長、『文遊会』代表。
主な著書;『青春のバトンタッチ~あるボランティアの歩み~』(富士福祉事業団)、
『障害者福祉とはなにか』(ミネルヴァ書房)、『日本の障害者雇用』(光生館)。
随筆集を自費出版―2014年『今 まちだの郷~先人と歴史とロマン』、
2018年『郷を愉しむ~日々の生活のなかで』。
|
<雑学大学からのお知らせ>・・・・・・・・・・・
・3月の講座予定
『万葉集』あれこれ
―「令和」のルーツを探る―
成蹊大学名誉教授
遠藤 宏 氏
3月14日(土)14時~16時
町田市民文学館2F大会議室
問い合わせ m.zatugakudai@gmail.com
Tel: 090-2319-7833
|