** * まちだ雑学大学 * ****

  講座概要


    

2011.07.20 第10回講座

   「ミツバチとアピセラピー」  松香光夫 氏

 世界のミツバチは9種。養蜂の主役はセイヨウミツバチだ。蜜蜂の生産物と効用は多岐
にわたる。蜂蜜、花粉、プロポリス、蜂ろう、ローヤルゼリー、蜂児、フェロモン、果実・
種子などが知られるが、最近では「アピセラピー」(ミツバチによる癒し)が注目される。

 蜜蜂は社会性昆虫といわれる。女王蜂、働き蜂と若干の雄蜂で集団で生活、働き蜂は蜜
を運ぶ外勤蜂のほかに育児や掃除、貯蔵、門番などを担当する内勤蜂がいる。女王蜂は、
ローヤルゼリーだけを食べて育った貴種で、長寿命で産卵能力が強い。ローヤルゼリーは
健康食品の王者とされ、国内年間消費量は800トン、大部分は中国産。

 蜜蜂の生産物には治癒効果がある生理活性物質が含まれている。これを上手に活用して、
自然とのつながりを意識した暮らしが期待されている。


 
 

    

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