2011.08.26 第11回講座
「いのちの親・太陽ー光合成を考える」 山口拓郎 氏
植物は、太陽光を使って水と二酸化炭素から酵素とブドウ糖を作り出している。その反
応は「光合成」と呼ばれている。植物には太陽のエネルギーを取り込むための巧妙な仕組
みが備わっている。動物は移動することで環境が変えられるが植物はそうはいかない。
植物は巧みに環境に適応する術を身につけている。細胞内を「不凍液化」することや
「ATP合成酵素」によっても生きながらえている。
こうした光合成のメカニズムは 地球温暖化対策や食糧問題の解決策にも通じる。
人工光合成の開発も含めていま「光合成」が注目されている。
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