2012.02.28 第18回講座
「アルプスヨーデルの魅力」 ヨーデル歌手 北川 桜さん
北川さんのヨーデルをめぐる話と歌の会は午後2時から始まった。会場の150席は
開演前にほぼうまった。市の関係者によると、電話受付の初日、100人の募集定員が
およそ1時間半でオーバー、受付を中止したという。
民族衣装の桜さんは舞台にあがって いきなりヨーデルを響かせた。そして話し始めた。
ヨーデルは一つと思われがちだが、スイス、ドイツ、オーストラリアで歌われるヨーデル
にはそれぞれ違いがある と歌声で話しかけた。
そのメロデイにもそれぞれのお国柄がにじんでいるという。スイスで歌われるヨーデル
には母音のア、イが使われないのだそうだ。「アとイ」はドイツヨーデルで多用されてい
るためらしい。
話の合間に、会場いっぱいにヨーデルを響かせる。響きに観客の拍手や手拍子が重なっ
て楽しい雰囲気につつまれた。
最後はヨーデルの声の出し方を指導、みんなで歌って会を閉じた。
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