どこかで耳にしたクラシック音楽も、
その背景や人物像を知ることが出来たら、
もっと楽しめるものになるのでは、と思
い、バッハから現代音楽まで様々な曲、
まだあまり知られていないような曲も取
り上げ、スライドで写真を見ながら、小
曲や、ソナタの1楽章を含め計15曲を演奏
しその合間にその作曲家や歴史の話が
あった。
バッハではフランス組曲を弾き、その
時代にはまだ現在のピアノはなかった
ことを、チェンバロなどを見て話し、
ウィーン古典派ではハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンそれぞれの特徴や3人の人間
関係の話とともに3人のピアノソナタを、ロマン派ではドイツものから、ショパン、そして
現代ではあらゆる国でそれぞれの音楽が発達していき、その中で日本に西洋音楽がどうやっ
て入ってきたか、など時代背景とともに、音楽史のお話があった。
今回の講座で少しでも音楽を聴く耳が変わってきたり、興味を持っていただくことが出来
たのなら、嬉しいと講演・演奏していただいた山口友由実さんはおっしゃいました。
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