** * まちだ雑学大学 * ****

  講座概要


    
  第80回講座    2017.3.23  町田市文学館ことばらんど2F大会議室

             「記憶とやる気の脳科学」
  相原威 氏


るかを考え、講義内容
"学び"ということは、人間にとってとても重要な行為
であり、生き生きとした生活を行っていく上での基本
となっています。そして、そのときに大切なことは
「記憶」と「やる気」です。今回の講義では、その
「記憶」と「やる気」の脳科学を学び、それを実生活
でいかに今後の"学び"に役立て
は以下の3つの構成で話した。


 (1)基礎編 脳の「記憶」と「やる気」のしくみ、
 始めに、脳が電気のパルスによる情報処理を行っていることを話し、そして記憶が
頭の中に機能的に分散して蓄えられている。
 そして、現在までのさまざまな研究をもとに、脳の中の海馬という部分を中心に行
記憶の情報処理が行われている。
 次に、脳の情報においては、感覚、痛覚、視覚、聴覚、味覚などの外界からの情報
だけでなく、注意や感情などによる心の内からの情報(広範囲調節系;ドーパミン・
セロトニン・アセチルコリン・ノルアドレナリン)も大切な役割を持っていて、記憶
の定着とやる気に繋がっている。

 (2)応用編1 脳から学ぶ「効果的な記憶法」
 記憶のテクニック;3回繰り返す法。連想記憶法。五感活用法。読み出し法。
         ごほうび法。集中法。

 (3)応用編2 脳から学ぶ「やる気を出す方法」
	   快感。達成感。目標。
 以上のように、「記憶」と「やる気」の脳科学の基礎を説明で、これからの "学び"に
 どのように効果的に役立てていけばいいのかを理解した。
 




    
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