時代裂とは江戸時代後期(幕末)から明治、大正、昭和初期
つまり第二次世界大戦前の裂を
指します。 古代裂、名物裂等と区別する為に、生まれた言葉です。
私はその時代裂のみを使い
37年に渡りパッチワークの手法で、タペストリーを作り続けていて、
国内外を含め50回以上の個展を開催しています。
使う裂は日本のちりめん等の絹、藍染木綿、麻、更紗、帯、芭蕉布、葛布、榀布の他
インド、インドネシア、タイ、アフリカ、オランダ、フランス等海外の同じ時代の物も使い
多岐に渡っています。
又作品は全て自らのイメージに基づく図案を起こし、単なるパターンの羅列では
無い個性的なものであり、キルト アートと言われています。
2014年にはパリのJAPAN EXPOに展示され、2018年には
町田パリオにて、インスタレーション[町田絹の道]を開催しました。
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