第109回講座
果樹園では、果樹1本いっぽんを大切に管理しながら、十数年から数十年にわたって使い続け、
くだものを収穫しています。果樹園は,果樹(樹木作物)が常にあり、地表面に雑草や植え付け
られた被覆植物があることが多い点で、水田や畑などの農地とは異なっています。
甲府盆地の峡東地域は果樹栽培が盛んで、その伝統的な農業形態から、近年「日本農業遺産」
に指定されました。果樹とともに生育するさまざまな生物を含めた「農地生態系」という視点から、
果樹園をご紹介し、その伝統的な管理の特徴と「日本農業遺産」についてお伝えします。
農地,人のかかわる生態系のはなし
―甲府盆地峡東地域の果樹園を例に―
関川 清広 氏
玉川大学農学部環境農学科教授(学科主任)
日 時 7月2日(火)
14時~16時
会 場
町田市民文学館2階大会議室
[地図]
(町田市原町田 4-16-7)
参加費 500円(まちだ雑学大学会員は無料)
先着100名とします
せきかわ せいこう
玉川大学教授(農学部環境農学科、今年度から学科主任)
○専門は植物生態学,生態系生態学。
○玉川大学農学部卒業、東京都立大学(当時)修士課程修了。
○玉川大学農学部に勤務しつつ、岐阜大学連合大学院にて博士(農学)を取得。
今回の話題は、岐阜大学で行った研究を中心にご紹介。
○環境をキーワードとして、植物、自然生態系や農地生態系を対象とした研究を通して、
教育に携わっている。
○日本生態学会、日本植物学会などに所属。
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<雑学大学からのお知らせ>・・・・・・・・・・・・・・・・・
・8月の講座予定
「生涯学べ」
―24 年。カンボジアの子供たちを自立へ!―
特定非営利活動法人アンコールワット日本文化交流会
理事長 鬼 一二三氏
8月2日(金) 14時~16時
町田市民フォーラム3Fホール
問い合わせ m.zatugakudai@gmail.com
Tel: 042-745-7608
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