第52回講座
幼い頃からその天才ぶりを発揮していたモーツァルトは、1763年、7歳の時にパリ、ロンドン、
デン=ハーグなどを巡る「西方大旅行」に旅立ちます。各地で王侯貴族や音楽家たちと出会い、
献呈作品を書き残しました。それはクラヴィーア、つまり、鍵盤楽器の作品なのですが「ヴァイ
オリン伴奏も可」と不思議なタイトルが・・・。
これらの曲が、どのような楽器でどのように演奏されたのか。チェンバロ研究の第一人者・野
村満男氏に、復元楽器の演奏をまじえて、その謎を解き明かしていただきます。レクチャー後に
は、あの名曲《フルート四重奏曲ニ長調 K.285》の演奏もお楽しみいただきます。
モーツァルトの旅と献呈作品
~ レクチャーコンサート ~
野村 満男 氏 (チェンバロ製作・研究家)
■ 演奏: | Fl. | 新谷しのぶ | Vn.Vla. | 鈴木 葉子 | |
Vn. | 飯島聡太朗 | Vc.Pf. |
田上茉里花 |
Cem. | 田上 芳子 |
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日 時 平成26年11月1日(土)
午後2時 ~ 4時
会 場 町田市民フォーラム3F ホール [地図]
(町田市原町田 4-9-8 Tel: 042–723-2888)
参加費 まちだ雑学大学会員は無料 (一般 200円)
のむら みつお
旧満州・新京で少年時代を過ごす。高知大学で理科、東京藝術大学で
作曲を学ぶ。都立新宿高校、都立芸術高校、東邦音楽短大などで音楽史、作曲理論など
を担当かたわらチェンバロの研究と製作。現在、東京コレギウム社顧問、アンサンブル ・
シェーンフエルトを主宰。著書に「チェンバロの保守と調律」「Mozartファミリーのクラヴィー
ア考」「チェンバロ・クラヴィコード関係用語集」など。
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<雑学大学からのお知らせ>・・・・・・・・・・・・・・・・・
・12月の講座 ハンガは半分の画か ー 近代 日本版画の変遷
町田市立国際版画美術館館長 村田 哲朗 氏
12月9日(火)午後2時 ~ 町田市民フォーラム3F ホール
問い合わせ m.zatugakudai@gmail.com
Tel: 042-745-7608
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