第62回講座
昭和の時代はだんだん遠く、戦中・戦後の少年時代の生活で印象の強く残る光景を絵に残しておこ
うと描き、それに文章を加えた昭和の小市民史を話してもらいます。
新見さんは昭和15年市川市で生まれ、終戦の昭和20年までは戦争中の日本にB29編隊の来襲、
日本軍の行進、家族の疎開など幼児として衝撃的な経験をして居られます。
終戦後、家族は墨田区東向島に移住し、焼け野原のバラック、瓦礫を片付け、金属類を拾い集めて
売り歩き、自給のための家庭菜園とその日を生きるのに必死でした。子供は小川でドジョウや雷魚
とり荒川や中川でボラやハゼを釣り家族のたんぱく源にし、近所の人達が助け合いました。
戦争は悲惨です。日本は全部失ない悲しみのどん底から立ち上り、底力を見せ現在があるのです。
新見さんはこの時代にあったことを記憶をたどって描きました。
私の記憶画 「描き残したい昭和」
ー戦中・戦後そして戦後の復興ー
新見 睦氏
(元日揮株式会社 化学技術者)
日 時 平成27年9月25日(金)
午後2時 ~ 4時
会 場 町田市民フォ-ラム4F 講習室
(町田市原町田 4-9-8)
参加費 まちだ雑学大学会員は無料 (一般 200円)
原則として入場は会員優先とさせていただいております。
にいみ・むつむ
1940年千葉県市川市で出生。
千葉大学工学部卒、プラント建設会社日揮株式会社に入社、2000年に定年退職。
在職中は石油・石油化学プラントの技術営業活動に携わった。退職後数年技術
コンサルタント。
近年「描き残したい昭和」画集を出版。
2014年第17回日本自費出版文化賞を受賞。
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<雑学大学からのお知らせ>・・・・・・・・・・・・・・・・・
・10月の講座 夢の具現化:
『水素燃料電池・太陽電池で動くハイブリッド・ソーラーカープロジェクト』
小原 宏之 氏(玉川大学工学部教授)
10月27日(火)午後2時 ~ 町田市民フォーラム
問い合わせ m.zatugakudai@gmail.com
Tel: 042-745-7608
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