第63回講座
地球温暖化対策の切り札として水素自動車が発売され、水素が注目されています。12 年前、水素
で発電する燃料電池と太陽電池を組み合わせたハイブリッド・ソーラーカーを開発し、オーストラ
リア大陸横断4,000km に成功、その後の夢の具現化についてお話頂きます。このプロジェクトでは
夢を具現化する能力を開発することを教育目標に、燃料電池の燃料となる水素をバイオや太陽光な
どの自然エネルギーから作り、車を走らせる研究を進めています。写真上のハイブリッド・ソーラ
ーカー『アポロンディーヌ』号の車名は、「太陽神Apollo」と「水の精 Undine」からの造語で
「太陽と水の妖精」を意味します。
写真下は、本年デビューしました4 輪水素自動車です。夢を担い努力し続けば未来は叶う『未来叶
い』と命名されました。バイオ水素で走ることを狙い草と花を装っています。WGC(World Challenge)
2015 においてグリーンフリート部門フリークラス他3 部門で優勝しました。
夢 の 具 現 化 :
『水素燃料電池・太陽電池で動く
ハイブリッド・ソーラーカープロジェクト』
小原 宏之氏
(玉川大学工学部機械情報システム学科 教授)
日 時 平成27年10月27日(火)
午後2時 ~ 4時
会 場 町田市民フォ-ラム4F 第1学習室 [地図]
(町田市原町田 4-9-8)
参加費 まちだ雑学大学会員は無料 (一般 200円)
雑学大学会員は無料 、会員優先席があります。
おばら・ひろゆき
1997 年に玉川ソーラーチャレンジプロジェクトを立ち上げる。
2001 年オーストラリア大陸縦断レースでは、2 台で参加、クラス1 位・2 位を獲得。
2003 年燃料電池と太陽電池を組合せた
ハイブリッド・ソーラーカーを開発、同年同車両にてオーストラリア大陸横断4,000km
走破。
2008 年よりバクテリアによる水素生成、バイオ・ハイブリッド・ソーラーカーの開発
研究に従事。現在、工学部機械情報システム学科環境エンジニアリング研究室教授、
学術研究所ソーラーカー工房ソーラーチャレンジプロジェクト総監督
ホームページ http://tscp.tamagawa.jp/
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<雑学大学からのお知らせ>・・・・・・・・・・・・・・・・・
・11月の講座 (64回) 「東京オリンピックは青少年に何をもたらすか」
小泉 志津男 氏 (スポーツジャーナリスト、作家)
11月26日(木) 14時~16時 町田市民フォーラム3F ホール
問い合わせ m.zatugakudai@gmail.com
Tel: 042-745-7608
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