第72回講座
私たちの多くは、話すことばも書くことばも、普段は慣れ親しんでいる日本語を用いて
います。それだけに、いざ、日本語って何だろう、ことばって何だろうと考え始めたら、い
つの間にか蟻地獄に落ち込んだような気分になります。「丸い卵も・・・」ではありません
が、〈ことば〉はやっかいな生き物です。そこで私たちが日常の生活で疑問に思った〈こと
ば〉や、変だと感じた〈ことば〉を通じて、皆様とともに〈ことば〉について考えてみたい
と思います。
そのなかで、話しことばと書きことば、場と形式、意味とは何か、表現と伝達、機能と
本質などにふれられればと思います。できましたら、〈ことば〉についてのクイズ(?)など
を試みながら、楽しく時間を過ごすことができればと願っています。
「ことばの魅力・ことばの力」
馬渡 憲三郎 氏
(詩人・文芸評論)
日 時 平成28年7月21日(木)
14時~16時
会 場 町田市文学館2F大会室
[地図]
(町田市原町田 4-16-7)
参加申し込みは6月21日よりイベントコール(724-5656)で受付
(まちだ雑学大学会員は申し込み不要)
今月の講座は町田市文学館との共催講座とします。
まわたり・けんざぶろう
1939年(昭和14年)に佐賀県に生まれる。
幼少期を満州で過ごす。國學院大學を卒業後、教職の道に入り、中学、高校の教師を
経て、法政大学、相模女子大学で日本近・現代文学を講じ、相模女子大学教授として
依願退職。
現在、ボランティア活動(外国人への日本語教授)の傍ら、芸術至上主義文芸学会
参与、室生犀星学会顧問、横浜詩人会、日本ペンクラブ会員として、執筆活動をして
いる。
室生犀星学会顧問、横浜詩人会、日本ペンクラブ会員として、執筆活動をしている。
専門は日本近・現代文学。主な仕事に、『文学成立の理論』、『女流文学研究』、
『近代文学の読者』、『昭和詩史への試み』、『近代無頼文学』、『迢空・折口信夫
事典』、『円地文子事典』などの著書、共編著の他、詩集『異話』、『戦後詩大系Ⅲ
』所収『ことばからの旅立ち』、日本ペンクラブ電子文芸館掲載『わが紀行』などの
詩の創作がある。
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<雑学大学からのお知らせ>・・・・・・・・・・・・・・・・・
・8月の講座 「今、日本の森林は.....。」
島田 泰助 氏(元林野庁長官)
8月25日(木)14時~16時 町田市民文学館ことばらんど2F大会議室
問い合わせ m.zatugakudai@gmail.com
Tel: 042-745-7608
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