第83回講座
町田にイセキがあるんですか?そういう反応は未だに多くあります。
町田には旧石器時代から近現代までの遺跡が多く発掘されており、遺跡数は都内で二番目に多い市で
す。遺跡数は町田では900ヶ所余り、都内では6300ヶ所余りです。 町田の遺跡、出土品には興味深
いものが多く、他県展覧会にしばしば出品依頼を受けています。文化庁主催「発掘された日本列島2005」
で江戸東京博物館、東北~九州7か所の博物館に忠生遺跡出土の超大形の石棒(縄文祭祀具)が紹介さ
れ、また文化庁海外交流展で大英博物館に広袴遺跡出土異形台付土器1対(縄文ランプ?)が展示され
ました。今回は発掘された町田の縄文遺跡の見どころと、無文字文化の面白さについて永年遺跡の発掘
調査をされてきた川口正幸さんにお話しを頂きます。
キーワード:縄文時代
(約15000年前~約2300年前 狩猟採集生活の新石器時代)縄文土器、土偶、石棒、ストーンサークル、
死と再生
「知られざる町田の縄文文化」
川口 正幸 氏
町田市教育委員会生涯学習総務課(学芸員)
日 時 6月20日(火)
14時~16時
会 場 町田市民文学館ことばらんど 2F大会議室
[地図]
(町田市原町田 4-16-7)
参加費 雑学大学会員以外は300円
6月29日(木)14時~ 町田市考古資料室見学 (現地集合)
かわぐち・まさゆき
町田市教育委員会生涯学習総務課(学芸員)
1981年町田市教育委員会入職、市内の文化財保護,成果の普及に務める。
本町田藤の台遺跡、木曽中学校遺跡、田端東遺跡、忠生遺跡などの発掘調査を担当。
市立博物館等の遺跡展の企画、展示。まちだ市民大学講座 町田の歴史Ⅰ講師。
ひなた村「君も縄文人になろう」監修。
市民ボランティア養成による「市民が市民に伝える町田の遺跡」を実践中
|
<雑学大学からのお知らせ>・・・・・・・・・・・・・・・・・
・7月の講座 「コンプライアンスの真逆!?落語立川流の世界」
立川晴の輔氏(落語家)
7月4日(火)14時~16時 町田市民フォーラム 3Fホール
問い合わせ m.zatugakudai@gmail.com
Tel: 042-745-7608
|